〜それでも塾を続ける理由〜

こんにちは。
子どもの成績や可能性を伸ばすことを応援している「伸びしろしかない子育てラボ」のおとです。
今回は「塾に通っているのに成績が上がらない」というお悩みについてお話しします。
我が家でも現在進行形での悩みなので、親御さんのモヤモヤ、とてもよくわかります。
成績が上がらない=塾の意味がない、とは限らない?

塾に通っているのに結果が出ないと、
「お金も時間も無駄なのでは…」と感じてしまいますよね。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
- 勉強の習慣がついてきている・・・(と信じたい(笑))
- 苦手意識のあった教科に少しずつ取り組めるようになった?(なっているように考えたい。)
- わからないことを質問できる環境ができている。(これは確か。)
- 家以外での学びの場がある。(これもありがたい。)
- 家族以外の価値観や考え方を体感できる。(どうしても家族だと押しつけが生まれるため。)
これは、すべて塾に通っているからこそ得られる「見えにくい効果」です。
成績が伸びない原因を一緒に探してみよう

成績が伸び悩むとき、原因はいくつか考えられます。
- 勉強のやり方が身についていない
- インプット(理解)に時間がかかっている
- 自宅学習の時間が足りない
- 塾の授業内容と学校の授業にズレがある
- そもそも本人のモチベーションがあがっていない
この中で「どれが当てはまるかな?」と、親子で一緒に振り返ってみることが大切ですよね。
うちの場合はいくつも当てはまります。
息子の口癖は「普通でいい。」といいますが普通とはなにか?
現在うちの状況が普通かどうかわからないですしね。
塾の先生と面談をして、現在の理解度や進め方について相談してみるのもおすすめです。
ちなみにうちは面談してもらいました。
「本人がやる気になったらいいと思いますが・・・」と言われ、
私も「そうなることを希望しています。」
と答えましたが、本人次第の所なので何とも言えません(;・∀・)
塾に通う意味は「成績」だけじゃない

また、勉強の成果は、すぐには見えにですもんね。
大体、本気になって勉強し始めて、半年後にやっと結果が出始めるそうですが・・・
高校受験が終わりそう(´;ω;`)
しれに、中学生や高校生は、部活や思春期の影響もあって気持ちが不安定になりがちです。
そんな中、塾が「安心して通える居場所」になっている子もいるらしい。
息子の通ってる塾講師はみんな大学生のため、年齢も近いし、
悩みも近いので信頼はしているようです。
そしてその信頼関係が、やがて学習意欲に火をつけることもあるとのことで、
それに期待したい(笑)
こんな時こそ、長い目で見守ってみる

塾に通っているのに成績が上がらないと、「やめさせようか」と考えてしまいがちです。
私も自分が受験の時はそうでした。
が親も通わせないのはそれはそれで心配のようで、
塾を転々とした記憶があります。
個人的にはそれはそれで嫌だったので、息子には「辞めさせるよ。」とは言っていません。
すぐに結果が出ないからといって「意味がない」と切り捨てるのではなく、
不必要なことは経験しない、を心に通わせてみます。
子どもの成長は、それぞれのタイミングで花開くことを願って。
今はその「土づくり」の時期だと考えて・・・(笑)
焦らず、寄り添いながら、塾ともうまく連携して、子どもの可能性を信じて見守ってみますね。